← 2026-06-11
Claude Code Community 2026-06-11 Source →

OpenClaw 2026.6.6-beta.1 — セキュリティ全面強化と Claude Fable 5 対応

OpenClaw 2026.6.6-beta.1 — セキュリティ全面強化と Claude Fable 5 対応

2026年6月10日夜、OpenClaw の次期メジャーリリース候補となる 2026.6.6-beta.1 が公開された。今回のベータは「セキュリティ境界の全面的な締め直し」と「Claude Fable 5 の adaptive thinking 対応」が目玉だ。

セキュリティ強化が中心

今回のリリースで最も変更が多いのがセキュリティ周りだ。修正チケット番号が10件以上あり、広範囲にわたる境界チェックが追加・修正されている。

具体的に締め直された領域:

領域 内容
トランスクリプト 画像の自動リダクション、Codex/Harmony プロトコルアーティファクトの除去
サンドボックス ホスト環境の継承を制限、ループバックツールの境界を強化
MCP stdio HTTP アクセスポリシーの適用
exec 承認 タイムアウト時にフェイルクローズ(承認待ちのまま放置するとデフォルト拒否)
ACP 削除済みエージェントへのバイパスを封鎖
Discord / Teams モデレーションアクションと グループ操作の送信者検証を強化

exec 承認がタイムアウトでフェイルクローズになった変更は運用上の注意が必要だ。従来は「時間が経てば通る」という挙動だったが、今後は明示的に承認しないと拒否される。

Claude Fable 5 の Adaptive Thinking に対応

OpenRouter OAuth オンボーディングと合わせて、Claude Fable 5 の adaptive thinking がサポートされた。Fable 5 は Anthropic の最新モデル(モデル ID: claude-fable-5)で、タスクの複雑さに応じて推論量を動的に調整する仕組みを持つ。

今回のリリースでこのモードが OpenClaw から正式に利用できるようになる。複雑なコードレビューや設計相談など「深く考えてほしい」場面での活用が期待される。

Telegram と iMessage の安定性改善

Telegram

iMessage

UI のレスポンス改善

Control UI の起動と初回返答レイテンシが改善された。

体感として、起動直後の /model や補完が速くなるはず。

Memory と Provider の改善

まとめ

2026.6.6-beta.1 は機能追加より品質と安全性の底上げが主眼のリリースだ。exec 承認のフェイルクローズ変更は既存のワークフローに影響する可能性があるため、アップグレード前に確認しておきたい。Claude Fable 5 対応は最新モデルを使い込んでいる人には嬉しいアップデートで、正式リリース(2026.6.6)が楽しみにゃ。