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Alibaba「Qwen3 Coder Next」リリース——80B総パラメータ・3Bアクティブ化のMoEでSWE-Bench Verified 70%超・Apache 2.0で無償公開

Alibaba CloudのQwen開発チームは2026年2月、オープンウェイトのコーディング特化AIモデル「Qwen3-Coder-Next」をリリースしました。同モデルはMoE(混合専門家: Mixture of Experts)アーキテクチャを採用し、総パラメータ数80Bのうち推論時には3Bのみを有効化する革新的な省力設計で、10〜20倍のアクティブパラメータを持つモデルと同等以上の性能を実現しています。SWE-Bench Verifiedにおいて70%以上のスコアを達成しており、Apache 2.0ライセンスで無償公開されています。

The Decoderの分析によると、Qwen3-Coder-Nextは80BのMoEベース「Qwen3-Next-80B-A3B-Base」を基盤に、大規模な実行可能タスク合成・環境インタラクション・強化学習によるエージェント訓練を受けています。コンテキスト長は256Kトークン(最大100万トークン対応)、370以上のプログラミング言語に対応し、SWE-Agentスキャフォールドを使用した際にはSWE-Bench Verifiedで70%超のパフォーマンスを達成しています。Hugging Face上で公開されており、様々なCLI/IDE環境へのシームレスな統合が可能な設計です。3Bというアクティブパラメータ数は、同等性能のモデルと比較して推論コストを大幅に抑えられることも企業・個人開発者双方にとって大きな魅力です。

X上では「中国発オープンウェイトモデルが再びトップクラスに」という評価が多く、DeepSeek以来のAlibaba系モデルへの関心の高さが改めて示されています。r/LocalLLaMAではローカル実行時のRAM・GPU要件と量子化オプションについての実践的議論が活発で、前バージョンとの比較ベンチマーク共有も多数見られます。Hacker Newsでは「オープンウェイトコーディングモデルが平均2日に1回リリースされる現状」への驚きと、品質基準の必要性を論じるコメントが上位に来ています。

Qwen3-Coder-Nextのリリースは、中国発AIラボがオープンウェイトのコーディングモデル競争でも最前線に立っていることを示しています。3Bアクティブパラメータという軽量設計と高い実力の組み合わせは、個人開発者のローカル環境から企業のクラウド展開まで幅広い用途への採用を促すと見られます。Alibaba Cloudが主導するオープンソースコーディングAIの進化は、GitHub CopilotやCursor AIといった商用ツールへの対抗軸を着実に育てています。

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