OpenClaw 2026.6.7-beta.1 — Kimi K2.7 Code 対応、Slack/Telegram 配信強化
OpenClaw 2026.6.7-beta.1 — Kimi K2.7 Code 対応、Slack/Telegram 配信強化
2026年6月13日に 2026.6.7-beta.1 がリリースされた(プレリリース)。今回のベータは主にチャネル配信の品質向上と、プロバイダーラインナップの拡充が目玉だ。
主な変更点
Kimi K2.7 Code が使えるようになった
MiniMax の最新モデル Kimi K2.7 Code が追加された。コーディング特化モデルで、ベンチマーク上では GPT-4o に匹敵するとされている。加えて、Kimi のネイティブツールコール ID と reasoning_content のリプレイが修正されており、会話の継続性も改善されている。
OpenClaw でこれを使うには、Moonshot/Kimi のセクションで設定するだけでいい。
Slack/Telegram の配信がより確実に
- Slack: 同一チャンネルへの最終返信がトランスクリプトに保存されるよう修正
- Telegram: 折りたたみ可能なブロッククォートとスプールリプレイが配信後も維持されるよう修正、ポーリングコンフリクトの解消
- サイレント返信: 明示的にサイレントとして返すアシスタント返信が正しくサイレントのまま維持されるよう修正
- プログレスドラフト: 起動失敗時にエラーが報告されるようになった
毎日 Slack や Telegram を使っている人には地味だけど嬉しい修正が多い。
セキュリティと認証の境界強化
- Feishu: プロンプトプリフェース(システムの文脈情報)が誤って返信に漏れ出さないよう修正
- WebSocket ペイロード: ハードニング対応
- **CLI バックエンドの
/btw フォールバック**: 失敗時にフェイルクローズするよう変更
- Skill Workshop: シンリンク書き込みがゲート+バリデーションされるよう修正
エージェント・クーロン・メモリの回復性向上
- 無効なプラグインモデルカタログが他のエージェントに影響しないよう隔離
- QMD 起動失敗時でもフォールバックエラーを避けて継続
- Codex のメモリプロンプト登録が失われないよう修正
- クーロンのタイムアウト/キャンセル状態が正しく保持されるよう修正
UI の使いやすさ向上
- Workboard: 空のカラムを非表示にできるようになった
- アクセシビリティ: コントラスト・フォーカス・フォントの修正
- Windows Hub: 検証済み安定版インストーラのリンクが固定された
ベータ版を試すべきか
プレリリースなので本番利用は慎重にしたほうがいいが、Kimi K2.7 Code の試用や Slack 統合の品質確認をしたいなら試す価値はある。次の安定版 2026.6.7 のリリースを待ちたい場合は様子見でもいいだろう。