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GoogleがGemini CLIを6月18日付けで廃止、コミュニティ貢献6000件以上を吸収したクローズドソースのAntigravity CLIへ移行

Googleは本日6月18日をもって、オープンソースのTypeScript実装として公開し6000件以上のコミュニティプルリクエストを受け入れてきたGemini CLIを廃止し、クローズドソースのGo製ツール「Antigravity CLI」に統合しました。同日、Google AI ProおよびUltraユーザー向けのGemini Code Assist IDE拡張機能も停止されており、Googleのデベロッパー向けAIツール群が大きく再編されることになります。

Gemini CLIは2025年に公開されて以来、ターミナルからGeminiモデルを操作できるオープンソースツールとして開発者コミュニティに根付いてきました。今回の移行では、オープンに集積したコードとフィードバックを基盤にしつつ、ユーザーに対してプロプライエタリなAntigravity CLIへの移行を求める形となります。使用制限やデータポリシーの変化についての詳細な説明は、移行発表時点では十分に示されていないとして批判を受けています。

X上では「何年もかけたコミュニティの貢献が独自製品に変わった」という怒りの声が広まりました。Redditでは、Antigravity CLIに移行したユーザーから「数画面のKotlinコードを書いただけでトークン上限に達した」という報告が相次ぎ、制限が従来より厳しくなったとの不満が目立ちます。Hacker Newsでは「コミュニティの貢献を商業利用するパターンの典型例」として批判が集中し、Linux Foundation Open Source Summit 2026でもこの事例が「オープンウォッシング(オープンソースを謳いながら実態はそうでない行為)」の代表例として取り上げられました。

オープンソースで育て、商用化の段階でクローズドに転換するというパターンへの批判は今回に限らず繰り返されてきました。Googleが今後Antigravity CLIで開発者コミュニティの信頼を取り戻せるかどうかは、移行後の制限内容と透明性にかかっています。

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